過去ログ - マミ「もう何も怖かねぇ!」
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41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/07/26(火) 22:05:55.35 ID:IUly5t9D0
強引に仁美を連れて、ほむらはデパートに入り、エスカレーターに乗る。

魔法少女の変身姿のままデパートを平然と歩くので、一般客の視線が集まっている。
そのほむらに手を引かれ、連れられている仁美が顔を赤らめていた。だがほむらは気にかけてない。


さやかはエレベーターで三階フロアまで昇っていく。


追ってほむらもエスカレーターで三階まで昇る。さやかはCDショップへと姿を消した。
それを目で追うとほむらは、仁美を柱のある所まで連れて歩き、その柱の影で説得をはじめた。

「ワケを話すわ。まどかが誘拐されたの」

ほむらは自分たちが目立ってないか一瞬、周囲を見回して確かめた。

「私の姿が他の魔法少女に見つかったら、まどかが殺される。だから貴女に頼るしかないの」

小さな声で仁美に囁きかける。

「鹿目さんが…?」

仁美が驚いた顔をた。鹿目まどかとは、登下校を共にする親友だった。

「美樹さやかが、最後に残った手がかりなの。あの子を言葉巧みに誘って、ここまで連れてきて。あとは私がやる。
それで貴女は自由。いい?」

「いやですわ!」仁美が嫌がった。

「お願いよ、助けて!」

だがほむらも必死だった。

「ワルプルギスの夜まで、あともう10時間しかない!そしたらまどかも、この町の人々も、
みんな死んでしまうのよ!そしたら私はまた、別の時間へ行かなければ…!」

「わかりましたわ!…わかりました……」

ほむらの意味不明な話に圧されながらも、仁美がなんとか答えた。だが、仁美の心中からはもうこの電波を
相手にする気はすっかりなくなっていた。

「やってみますわ…やってみますから……」

そう口にしながら、仁美はほむらから少しずつ離れる。

ほむらは一瞬、やってみると答えた仁美の言葉を信じていいのか不安になったが、しかし今は、ただ仁美が
きちんと美樹さやかを誘いかけてくれることを祈って、ここでじっと見ていることしかできなかった。


そしてその祈りは結局、裏切られる結果となった。


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