148:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 20:55:27.28 ID:PNdIIEYCo
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平沢邸
唯「ただいまぁ〜〜〜」
149:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 20:58:41.40 ID:PNdIIEYCo
唯「ただいまぁ〜♪」
律「ちーっす、みんな集まってる?」
唯がリビングのドアを開け放つ。
150:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 20:59:24.30 ID:PNdIIEYCo
憂「いらっしゃ…って…ええ??」
純「おおっ、ドレス姿にメイド衣装!」
さわ子「あらあら、まるでメイドさんに連れられたお姫様ねぇ、みんな気合入ってるじゃない?」
151:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 21:00:14.53 ID:PNdIIEYCo
唯「ごめんね…私達の服じゃ澪ちゃんのサイズに合わないから、お父さんのやつだけど…」
澪「いや、いきなりだったし…仕方ないよ」
さわ子「あのメイド衣装は私が何とかしとくから、あとで私のトランクにでも積んで置きなさいな」
152:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 21:00:53.96 ID:PNdIIEYCo
みんなにに促され、私は始まりの音頭をムギに委ねる。
急に話を振られたムギだったけど、落ち着いた様子で、しっかりとした声で私達に向き合って言った…。
153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 21:01:33.14 ID:PNdIIEYCo
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和「部屋暗くするわね、憂、ケーキを…」
154:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 21:02:09.48 ID:PNdIIEYCo
そんなこんなで憂ちゃんが大きめのショートケーキを持って来る。
暗くした部屋にローソクの火が灯り、誕生日パーティー独特の雰囲気が私達を包み込んでいった。
憂「おもちゃのオルガンですけど、私、演奏してみますね」
155:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 21:03:17.52 ID:PNdIIEYCo
ふーっと、勢いよく息を吐きだし、ムギはローソクの火を消す。
―――なあムギ、お前がやりたかったパーティーって…きっとこう言う、どこの家庭でも普通にやる、そんなパーティーの事なんだよな。
これぐらいだったらさ、私達に言ってくれれば、いくらだってやってやれるよ。
156:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 21:04:04.49 ID:PNdIIEYCo
私はまず和に振る。
和「ええ…はい、どうぞ」
紬「わぁ…これは…?」
157:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 21:05:33.35 ID:PNdIIEYCo
さわ子「私はこれよ、みんなで遊べる物が良いと思ってねぇ」
さわちゃんが革のカバンを取り出す、ジャラジャラとした音を立てて出てきたそれは、おおよそ女子高生には馴染みが薄い物で…。
律「って……これ麻雀牌じゃん! アンタはオヤジかっ!」
158:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 21:07:06.85 ID:PNdIIEYCo
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さわ子「ねえねえムギちゃん、あの宝石、少しだけ触らせてもらっていいかしら…?」
紬「ええ、ふふっ、どうぞー」
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