過去ログ - 上条当麻「魔法少女には絶望しか残ってないっていうなら――!」
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◆J0nZQhi5n4XG
[saga]
2011/11/25(金) 00:02:44.34 ID:zW6ZGBqw0
回想。
これはちょっと弱気になってしまった私が自分を取り戻すための儀式のようなもの。
だからこの回想には、何の意味もないし何の意義もない。
ただの、子供っぽい感傷。
――暁美ほむら……私の名前
――大嫌いだった
――ほむら、なんて
――私には、格好良すぎる
――病弱で、馬鹿で、愚図で、何をやっても上手くいかない私に
――『焔』なんて、似合わない
――ずっと、そう思っていた
――格好良い魔法少女のまどかに慰められたって、とても彼女の言うようには思えなかった
――魔法少女になって、強い自分になれたと思ったときも
――魔法少女の真実を知って、強い自分で在らねばと思った時も
――まどかを救えずに、砂時計をひっくり返す時も
――いつだって、私は自分の名前が嫌いだった
――格好良くない、普通の女の子であるまどかと……そして、今回のループで上条に会うまでは。
――ほ、ほら! ほむらちゃんって、名前、変わってるよね
――あ、いや、変な意味じゃなくて、あの、その……
――ふーん、まあ、納得かな
――冷酷非道な動物虐待主義者のくせに『焔』ってどうなんだ
――……とか思ってたし、むしろ上条さんは納得しましたよ
――燃え上がれー、って感じで格好良いなって!
――それくらい熱苦しい根性持ってる人の方が、上条さんは好きですよ?
だから私は頑張れる。
まどかのためなら。そして、上条のためなら。
私はいつだって、この心を燃やせるんだ。
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