過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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161:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/28(木) 22:11:17.75 ID:A1e8z63Fo

ローラ「本っ当に原始的な魔術の始まりは、それこそ遥か昔になりにけり
..    天から降りし雷を、神の裁きだの怒りだのと呼称し始めた辺りまで遡るわね」

QB「そんなバカな。僕達は有史以前から君達に干渉しているけど、そんな情報は一切無いよ」

ローラ「ついでに言うと、私達はつい最近才能を開花させたわけではなし」

QB「ありえないね。じゃあ僕たちはどうしてこれまで君たちの存在に気がつかなかったんだい?」

ローラ「そこよ」

 手の動きをピタリと止めて、ローラはグラスをテーブルの脇に置いた。
 肘をつき、両手を顔の前に持ってきてほっそりとした指を組む。
 そこに顎を置きながら、さも楽しいといわんばかりに笑顔を作って彼女は続けた。

ローラ「なぜ私達が“突然力に目覚め、当たり前のように受け入れた”という扱いになりしか、
..    なぜあなたたちが干渉した文明が“突然発見され、当たり前のように解読された”のか」

QB「わけが分からないよ」

ローラ「あらん? 察しが悪きことね。1+1=限りなく2に近い1、これだけのことよ?」

QB「……なるほど、それなら確かにこの不自然さも納得がいくね。つまりは――」

 キュゥべぇの返事を聞いて、ローラは合格だと言わんばかりににんまりとしながら頷いた。

ローラ「いぇーす☆」

QB「確かにそう考えれば、この矛盾した状況のほとんどが解決されるね。いやしかし……誰が、何の目的で?」

ローラ「さぁ? 少なくともこちら側の技術では不可能である、とだけ言っておきたるわね」

ローラ(……例外もあるけれど、ね)



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