過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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676:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/20(土) 00:58:53.01 ID:XvasY7+uo

さやか「ステイルとか、魔術師の連中さ……良いヤツだって思っちゃったんだよね」

ほむら「……そうです、ああいや……そうね。確かにお人好しだと思うけど」

以下略



677:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/20(土) 01:00:04.39 ID:XvasY7+uo

ほむら(だからこそ解せない)

 それが事実ならば、魔術師はグリーフシードを使って杏子を利用したことになる。
 彼らほどの実力者が、わざわざ魔法少女の力を借りる? 笑みを浮かべるほど余裕なのに?
以下略



678:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/20(土) 01:00:48.89 ID:XvasY7+uo

 あまり思い出したくない記憶の海から、それでも有益な情報を引きずり出そうとしているのだろう。
 彼女はこめかみに手を当てて、ひたすらにその時の状況を思い出そうとしていた。

ほむら「……あの時の記憶がトラウマになっているなら、思い出すのは難しそうね」
以下略



679:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/20(土) 01:01:25.51 ID:XvasY7+uo

さやか「はっ……はは」

さやか「で、なに、それ、だから?」

以下略



680:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/20(土) 01:01:55.60 ID:XvasY7+uo

 だが。

ほむら「……それでも、あなたが傷付けばまどかが悲しむ」

以下略



681:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/20(土) 01:02:44.81 ID:XvasY7+uo

 何が起こったのかを理解するのに、ほむらは少し時間を要した。
 ゆっくりと、わずかながらに痺れの残る自分の手のひらをまじまじと見つめる。
 そのあとで、ほむらは少し赤くなったさやかの頬に目を向けた。
 そしてふたたび、手のひらに視線を戻す。
以下略



682:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/20(土) 01:03:13.84 ID:XvasY7+uo

ほむら「何を寝惚けたことを……」

さやか「え?」

以下略



683:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/20(土) 01:03:41.45 ID:XvasY7+uo

ほむら「私としても、あなたに電話をかけるごめんだったのだけど」

ステイル『だったらかけてこなければ、いや……』

以下略



684:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/20(土) 01:05:09.38 ID:XvasY7+uo

 電話の後、すぐさまどたどた駆けつけてきた天草式から遅れること十数分。
 汗を吸って二倍くらい重たくなっていそうな神父服を引きずるように腰を落としながら、ステイルはほむらの目の前に現れた。

ほむら「……たまには運動したら?」
以下略



685:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/20(土) 01:06:20.25 ID:XvasY7+uo

――時刻は、夜中の10時を回っている。

 目の前で揺れ動く人型の使い魔を真っ二つにしながら、美樹さやかは目だけを動かして次の標的を探した。
 残り三体。力の限り剣を振って、叩くように斬り捨てる。
以下略



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