過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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786:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/27(土) 04:03:44.44 ID:MvUQlNx5o

――一方その頃、バチカンでは。
 結局現ローマ法王であるペテロに許可を取ってバチカンに腰を下ろしたリドヴィアは、通信霊装片手に顔を顰めた。

リドヴィア「……歌に込めるのは希望ではない、と? それはどういうことなので?」

ローラ『そのままの意味よ。希望なんて曖昧かつてきとーなものは込めずとも上手く行きたるわ』

リドヴィア「ですがあなたが希望を注いで見てはどうか、と。結果的に希望を込めることは出来ませんでしたが」

ローラ『そもそも考えてもみたりなさいな。人間が絶望を抱いたからって、溜まり続ける一方ではなしよ?』

リドヴィア「……結論から述べてくださいませんか?」

ローラ『穢れは絶望ではない』

リドヴィア「ではあなたの得た情報と食い違う点が出るのでは?」

ローラ『奴らとて魂の何たるかを理解したりてはいないのが現状。でなければ感情の操作だって自由なりけるはずよ』

リドヴィア「……では、穢れとは一体?」

ローラ『魂が人の身から離れたが故に生じる『バグ』、あるいは垢よ。純正の魂にある浄化機能がソウルジェムにはなし
      だから定期的に別の器に移し替えたるのね。そして穢れは負の感情や力。絶望や呪いに依りて生まれけるわけね』

リドヴィア「魔女になるのは絶望によってジェムが穢れ切るからでは? 魔法の使用もありますので」

ローラ『発生時期が絶望と同時期ならば大体同じたるわよ。後者の場合も回復がされずということになりけるわね』

リドヴィア「……何時頃お気づきになられたので?」

ローラ『インキュベーターと取引したる情報を整理していた際に。正確に言えば三時間前になりけるわね』

リドヴィア「ふむ、それで歌には何を込めればよろしいので? あと出来る事と言ったら、攻撃か――」

リドヴィア「……申し訳ありませんが、バグの件をもう一度、詳しくお願いしますので!」



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