23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:03:54.25 ID:DNOa7QlF0
ここでバビル2世は大きなミスを犯す。迫りくる弾丸を人間が使う普通の弾丸とみて念力をかけたのだ。
しかし実際は魔翌力で強化された弾丸、魔弾。9ミリやそこらのものとはわけが違う。
バビル2世は、止めきるには間に合わないと、すぐに軌道をそらす方へと念力をかけなおすが時すでに遅く。
魔弾はバビル2世の頭蓋を斜めに貫いた。
血しぶきが辺りに飛び散る。
まど「きゃぁっ!!!」
二人の人間の少女、まどかとさやかは目の前で繰り広げられた惨劇に体を震わせることしかできなかった。
もう一人の魔法少女、ほむらも状況を測りかねている。
既にこの超能力者と対峙したことのあるマミは、本能的にバビル2世がこの程度は死なないということを感じており、
ライフルを持ち替え、続いて何発もの銃弾を浴びせる。
しかし、広い布のように形を変えたロデムが盾となり、マミの弾丸を悉く防いでしまう。
マミ「またあの使い魔……あなたも魔法少女なのでしょう!! 手を貸して!!」
ほむ「えっ!?」
柄になく唖然としていたほむらは、マミからしばらく聞いたことがなかった類の台詞を耳にし正気に戻る。
依然として状況は不明瞭なままだったが、まどかが危ない、ということだけははっきりとしていた。
マミとちょうど挟み撃ちにするような位置取りだったので、ほむらからは無防備なバビル2世の姿が見えていた。
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