過去ログ - まどか「バビル2世?」
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:05:23.49 ID:DNOa7QlF0
されど状況はさらに急変する。
地面が揺らぎ、歪み、それが広がる。魔女の結界である。


マミ「こんなときに……」
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:06:02.98 ID:DNOa7QlF0
いくつもの世界を経験しているほむらも、魔女のようにメルヘンでもファンタジーでもない目の前の出来事に戦慄する。
頭を撃ち抜かれたはずの人間が、すぐに起き上がり、眼にもとまらぬ速さで結界の奥へと跳んでいったのだ。
それよりも恐ろしかったのは、一瞬こちらを見据えた冷たい目。
何もかもを見透かすようでいて、諦めの色さえ見えるその目に、一同は恐怖と嫌悪を覚えた。

以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:06:56.03 ID:DNOa7QlF0
手刀でツタを斬ることはできても、肝心の本体をどれだけ蹴ろうが殴ろうが全く手ごたえがない。
鋼鉄をアメのようにひきちぎる怪力をもってしてもコレである。

テレキネシスで体の内部から破壊しようと透視をするも、中身はがらんどう。
今度はそのまま地面や壁にぶつけてやれと、念力で持ち上げそこらに投げつけるもこれといった効果はない。
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:07:27.58 ID:DNOa7QlF0
マミは早くも自身最大の火力を放ち、いとも簡単に魔女を消し飛ばす。
魔女に組み付くバビル2世ごと狙った砲撃であったが、これは一瞬早くバビル2世に気取られてしまっていた。

魔女を仕留め、結界が崩壊し、辺りに元の景色が戻っていった頃には、すでにそこには超能力少年の姿はなかった。

以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:08:15.92 ID:DNOa7QlF0
さやかと抱き合い小さく丸まりながら体を震わせていたまどかに、そっと寄り添うほむら。
まどかの髪にべたりとついていたバビル2世の血を、頭をなでるように優しく拭ってやる。


ほむ「もう大丈夫……大丈夫だから……」
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:08:51.62 ID:DNOa7QlF0
ロデム「以前ならあれほどのダメージを受ければ、すぐにも戦闘不能になってしまっていたでしょうに」

バビル「ああ。ヨミとの戦いの中で急速に僕が力を付けたように、この40年で僕の力も上がっているのかもしれない」

ロデム「そうですね、今ならアメリカ軍とだって独りで渡り合えそうです」
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30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:09:17.45 ID:DNOa7QlF0
まど「ほむらちゃんって強いんだよね?……あんなのがまた来ても、やっつけられるんだよね?」

ほむ「そうね。それが仕事だから」

まど「だったら……その……できればでいいんだけど……今日はウチに泊まっていってくれないかな」
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:09:51.88 ID:DNOa7QlF0
―――バベルの塔 コンピューター制御室


バビル「魔法少女と魔女そのものについては大方出揃ったな。コンピューター、どうみる」

以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:10:24.71 ID:DNOa7QlF0
バビル「魔法少女の強さについては巴マミを最低基準に考えておこう。用心に越したことはない」

バビル「さて、ロデムの報告を待つ間、僕は僕で契約宇宙人が信頼に足るか見極めてやろう」


以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:10:58.23 ID:DNOa7QlF0
QB「い、いや、あんな化け物のようなものと戦うことは通常ない。あれはイレギュラーさ」

QB「魔女との戦いはもっと楽なものだよ」

マミ「ちょっと、そういういい方はやめて欲しいわ。魔女との戦いの中で命を落とす子だっていくらでもいるのよ?」
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:11:37.37 ID:DNOa7QlF0
さや「うぅん……かなえたい願いがないってわけじゃないけど……とりあえずあたしはパスさせてもらいたいな」

ほむ「まどか、あなたの安全は私が保障する。だから何も心配いらないわ」

まど「ほむらちゃぁん……」
以下略



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