39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:15:06.14 ID:DNOa7QlF0
ロデム「あと缶コーヒーももらおうかな。ブラック」
時間がかかる彼女の清算に合わせるかのように、わざわざ店員に追加注文をするロデム。
少女が先にコンビニを出る格好にして、そのまま後をつける。
コンビニを出たあと、ロデムは一瞬彼女を見失う。
が、すぐにビルの屋上にいる彼女を見つけ、体を不定形に戻し、あたりの景色に溶け込むよう隠密に彼女を観察する。
少女はうまそうな棒状の菓子を頬張りながら、どこか遠くを、それでいて確かな一点を見つめていた。
ロデム『またマークしておいた使い魔の様子を見ているのか。人が襲われても一向に動く気配を見せない』
ロデム『これで犠牲者は五人目……むっ、ようやく動きを見せるようだな。いや、使い魔の様子もおかしいぞ』
ロデム『なるほど……使い魔と魔女の関係。これはなかなか複雑だ』
ロデム『もういくつかの例を観察してからご主人様に報告しよう』
―――数日後 見滝ヶ原 路地裏
先ほどまで辺りを包んでいた異空間が消え、元の景色が戻ってくる。
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