262: ◆DAbxBtgEsc[saga sage]
2011/08/14(日) 02:26:54.63 ID:xlKYvBbQo
「……まァイイや。帰れ帰れ。こっちは胸?っ捌かれて痛ェンだよ……
こいつが狙いで、こいつに攻撃を仕掛けようってンなら話は別だが」
一方通行はそのすぐ後ろに居るインデックスに親指をさしながら問う。
本来の目的は、インデックスか否か。
あんな怪我をさせた上に見逃してくれるとは申し訳ないところだが、
オリアナにとってそれを受けない手は無かった。
「……見逃してくれるの?」
「こっちも良くわかンねェけど、上条が居るしな。何とかなるだろ」
インデックスを止めろとは言われたが、協力しろとまでは言われていない。
何より、血を止める為の演算を行っている為、ここで戦闘になれば他の3人を守り切る自信が無かった。
久慈川はなンで来たンだ、とか思うが、来てしまったものはどうしようもなく。
オリアナの攻撃に巻き込まれないようにするしかないのだ。
「へぇ、やっぱりあの子とも知り合いなのね……にしても、随分信頼してるみたいね」
「当たり前だろォ?あいつは強いしなァ。
ま、精々ボコにされねェよォに注意しとけよォ……」
「ふふ、もう既にお手つきなのよね。
お姉さん、びっくりしちゃったわあ。あんなに激しいなんて思わなかったから」
「うるせェよ、エロいフリしてどォせ未経験なンだろォ?」
「なっ!」
一方通行の指摘にうろたえたのか、顔を真っ赤にしてワナワナと震えている。
冗談のつもりで言い返したが、まさか事実とは思わず指摘した一方通行もまたうろたえた。
どうやら図星だったらしいが、あからさまなセクハラに他の女性陣はドン引き。
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