403: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/25(木) 00:53:52.04 ID:ygwqLV1Vo
『はぁーい、アレイスター元気ぃ〜?』
ザザ、とノイズが混じった後に困惑する
アンチスキルの声が聞こえてくるが、それに構わず女は続けた。
『どうせあんたはこういう回線とかも傍受してんでしょ?
せっかくだから相手してくれるとうれしーなー』
すると無線機のチャンネルが切り替わったのか
アンチスキルの声が聞こえなくなり、代わりに別の声が聞こえてきた。
先ほどとは違いこの場に居るのではと言う程の、明らかにクリアな声で。
『何の用だ』
『聞く気があるなら、話してやってもいいかな、って感じなんだけど』
『私がその挑発に乗ると思っているのか?』
『そっ。統括理事会の頭を何個か潰してきたけど、これくらいじゃあ揺るがないのね』
『当然だ、その程度の替え等いくらでも利くし、例え「全滅」させられたとしても、
反対意見はねじ伏せて替えを据える事は容易いさ』
『それって独裁宣言?
おー怖、ニンゲン身の丈にあった力を持たないと性格歪んじゃうってことね』
『……それは自分(貴様)に言っているのか?』
『そうね、自分(アンタ)に言ってるのよ』
『何やら見解の相違がありそうだが、まあいい。
それで、もう一度聞くが一体何の用だ?』
『んー、とりあえず私の名前わかる?』
『さてな。賊は取調室で調べるので』
『神の右席』
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