過去ログ - とある仮面の一方通行 そのに
1- 20
539: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/09(金) 14:42:37.70 ID:5XMi+z0uo
(なら、目的はなンだ?)

こう考える事も出来る。
木原は自発的に行動をしているのではなく、誰かからの指示を受け、こうして動いている。

木原数多と言う男を動かせる存在となると、学園都市内に何人もいるとは思えない。

(こりゃ下手すると……統括理事会……いや学園都市そのものが、
 打ち止めを使って何かしようとしてるのかァ……?)

ギリッと歯ぎしりをすると、一方通行は口を開いた。

「まず、こっから先は常識が通じねェ事だけを理解してくれ」

「……?良くわからないが、とにかく君を信じれば良いのだな?」

「まァ、そォだな。それにお前が居ればあいつらも止める事が出来るだろォし」

「それはどういう……」

木山の言葉を待たずして、一方通行は通風口を降りた。
そして木山にも降りるように促す。
続いて、降りてきた木山を抱えると、一気に駆け出した。


目的地は、モニターのあった研究室。


最早人目は気にしなくて良い。
何せ相手はアンチスキルでは無いのだから、こちらを捕まえる権限など無く。
そしてこちらが相手に手出しをしなければ、表側の人間が動く事は無い。

途中何人か猟犬部隊と思われる人間と遭遇したが、これを一切無視して突き進み、
木山の言葉も無視して有無を言わさずモニターの中へと駆けこんだのだった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
855Res/840.44 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice