過去ログ - とある仮面の一方通行 そのに
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600: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/18(日) 23:54:38.31 ID:lqTf1nfxo
「麦野のそれは、相変わらず凶悪ですね!!」

「あんなグロテスクに叩き潰してるお前の力もどうかと思うけどな!!」

その点一瞬で蒸発させる私の方が良心的だろう、
と、麦野はシューティングゲームのように指をかざしながら次々とシャドウを消し飛ばしていった。

「つゥか、本当になンなンでしょうねこれ!?」

「だから、私に聞くな!!」

身長差があるものの、互いが互いに背合わせになるような体勢を取りながら、息を整える。

最初は2、3体程のシャドウが襲ってきたので、
突然の事にうろたえながらもサクッと対処した。

しかし、それで騒いだのがいけなかったのだろうか、
はたまたそう言う場所だったのか、何にせよ次々とシャドウが群がって来たのだ。

「いつまでも戦っていても、超埒があきやがりませンけど、どォしますかァ?!」

「アァ!?向かってくる奴は全部つぶして行くっつーの!!」

絹旗の言葉に、麦野は後ろを振り向きながらも手を前に突き出して『原子崩し』を放った。

照準も何もない。
割とうじゃうじゃと居たのでとりあえず放つだけで敵に当たった音がする。

そんな中で、絹旗もまた麦野の方を振り向くと同時に、ガードレールも横に振りまわした。
これによって麦野の死角から急接近していたシャドウが真っ二つに切り裂かれる。

「戦闘中によそ見なンてするから、接近に超許しちまうンですよ!」

「ハッ!そりゃてめーにブーメランだっつーの!!」

続いて、そのガードレールを思い切りしゃがんで避ける麦野もまた足を大きく広げている絹旗の股下から光の塊を放つと、
今まさに炎を放とうとしていたシャドウに直撃した。


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