639: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/10/01(土) 06:58:36.51 ID:CDROJ70Ho
「……よっ、と!」
それは壁では無く、氷壁の上へとよじ登る為の足場。
勢いをつけた上条は一足飛びに氷の頂点へとたどり着いた。
「うげ、いっぱい居るんですけど……」
氷壁の下ではラッシュアワーを見ているかのように
シャドウ達がうじゃうじゃといた。流石に気持ち悪い。
氷の壁は高さにして5m程しかないので、シャドウ達の攻撃も普通に届く。
このまま氷の壁を階段のように造り出してビルの上にでも向かおうか、とも思ったが。
「それならこいつら倒した方が良いよな」
その音で誰かがこっちに来るかもしれないし。
淡い期待を抱きながら、上条はペルソナを召喚する。
「……クロノス、マハジオンガ」
あの光の翼に負けない程の紫電が、その場を支配しシャドウ達を屠って行く。
誰か気付いてくれ、という自己主張を発しながら。
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