663: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/10/03(月) 07:58:26.63 ID:avVsFyI5o
・・・
(さて、テレスティーナの馬鹿はいつまでも能力体結晶にしがみついて悪あがきをしてたが……)
存外に良い仕事をする、と木原数多はほくそ笑んだ。
何せ自分だけの現実やAIM拡散力場と、ペルソナとの相互関係を導き出せた要因に
テレスティーナ=木原=ライフラインの行っていた実験が挙げられるからだ。
(ポルターガイスト事件……あれの真相はあのガキ……
春上衿衣の精神感応が枝先絆理の思考と共鳴した事に起因する)
元々レベル2程度の『精神感応(テレパシー)』である春上だが、
場合によってはレベル4相当まで強度が跳ね上がる事が分かっている。
それは言うなれば、布束砥信の実験の際に見られた暴走に近い。
自分だけの現実が乱される事による暴走と、ペルソナを制御できずに起こる暴走。
これはどちらも『心』のリミッターが外れる、とでも表現したらよいだろうか。
(つまり、あの悪あがきは存外的外れなもんでもねぇってことか)
そう思って木山春生の教え子を使うついでに春上も連れて来たのだが。
(ま、あのガキじゃ元々のレベルが低すぎたって事だな。だが、新たな可能性は示せた)
ミサカネットワークによって発現したヒューズ=カザキリもまた、ある種の精神感応による共鳴である。
何もかも同一であるクローン体による、
力の重ね掛けとでも表現すれば良いだろうか。
その結果が、窓の外に見える力の片鱗だ。
「楽しみだなぁ、おい」
快活に笑う木原。
底なしの知識欲は、まだまだ新たなる発見を求めていた。
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