過去ログ - とある仮面の一方通行 そのに
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697: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/10/11(火) 09:37:42.83 ID:4b9YOKk+o
「あァ?なンでそォなるンだよ」

「皆さんが関わっている事と私達の関わっている事は多分同じ道だと思うの。
 だから私は皆さんに勝手について行く事にするの!」

確かに、春上は既にペルソナと関わりを持ってしまっている。
そうである以上ペルソナの制御法も知っておかなければならない。
一方通行は布束と上条にアイコンタクトを取ると溜息をついた。

「分かった。ただしお前は自分の意志でこっちの領域に踏み込ンだって事を忘れるなよォ。
 必ずしも助けが入るとは限らねェ。そうなって来ると頼れるのは自分の力だけだ」

「大丈夫なの、でも代わりに鍛えて欲しいの!」

「まァ、その辺は当てがあるから任せとけェ……ってチョット待て。
 木山ンとこの教え子、これだけじゃねェンだろ?残りの奴らは無事なのか?
 ペルソナの適性はあるのか、ないのか?」

ペルソナの適性があるなら影時間にも気付けるし存在できる。だとすると危険だろう。
春上は自身の予想が概ね正しいと確信していたので首を縦に振って一方通行の質問に肯定する。

「……そうなの、他の子達も少なくともペルソナを使う事は出来ると思うの。
 だとしたら危ないかもしれないの、早く助けないと」

「成程なァ。桐条、悪ィが光の翼よりも木山の教え子の保護を優先に頼むわ。
 どォせこの場に居ない山岸達が光の翼の方に向かってンだろ?」

一方通行の言う通り、2つのグループに分かれて行動していた為
山岸達はこの場には居らず、既に光の翼の方に向かっている。

美鶴は一方通行の提案に特に異論は無かったようで小さく頷いた。

「そうだな、ならば私たちはその子供達を保護した後に木山さん達を連れて一旦学園都市の外へ出てみようか。
 出られるかは分からないが……」

「その辺の判断は任せる。そンで、上条達で光の翼の方に向かってくれ」

「分かった。その山岸って人たちも味方で良いんだよな?」

実は上条は美鶴の事しか知らなく、今日他の面子と初対面したのだ。
故に山岸達の事は話にしか聞いたことが無い為、一応の確認をする。


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