712: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/10/13(木) 23:49:17.84 ID:CIoTymloo
そんな中、結標淡希は芳川のペルソナ『カシキヤヒメ』を凝視していた。
召喚器やペルソナ、シャドウだの聞いた事のない単語ばかり出てきた為
話について行けて居なかったのだが、ようやくペルソナの存在を知ることが出来たのだ。
話半分に聞いていたのだが実際に見せられた事でようやく現状を把握したようである。
「ここに居る皆はあそこにいるのみたいなのを出してシャドウってのと戦うって事?」
「そうなの。召喚器が無くて出せない人も居るけど、それはその時になって考えたらイイと思うの」
「さっきまで居た子達の分もらっておけばよかったのに」
「確かにアイツらにゃもォペルソナに関わらせるつもりはねェが、
こっから脱出するのにある程度力が要るからなァ。
最後にちっとだけシャドウどもの相手してもらわなくちゃならねェ。
そン時に戦力にならねェ奴を1人でも減らす必要があンだよ」
2人の会話に一方通行が混ざって結標の疑問に答えた。
とは言えそれはこちら側でも言える事なのだが、
平均年齢を考えたらこちらが譲るべきだろう。
更に言えばシャドウ相手の経験値もこちらの方が高い。
それに春上衿衣と芳川の持つ召喚器は無いと困るのでそのまま頂戴したわけだが、
元はと言えばあの召喚器は桐条グループで作られたものだ。出来るだけ美鶴に返しておきたい。
「まァ、元々俺らによこすはずのもンだったンだがなァ。とりあえず返しといた」
「ふーん、まあ良くわからないけど光の翼って言うのをなんとかしたらいいのよね?」
「……まァ、それを何とかしたところでどうなるかはわからねェンだけどな。
情報が足りねェンだ」
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