過去ログ - とある仮面の一方通行 そのに
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813: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/10/25(火) 02:17:30.17 ID:6/gzPk47o



「……力から、逃げンな」


ある意味では、風斬を突き放す言葉。
しかし、下手な激励よりもよっぽど力になる言葉だった。
風斬は涙を拭うと、未だにあふれ出す涙は結局無視して口を開く。

「随分と……無茶を要求してくれますね……」

「第一位だからなァ」

「どういう理屈ですか……」

涙も鼻水も止まらないが、何処かすっきりしたように微笑む風斬。

「まァなンだ。一先ずボロアパートに戻るから、お前も来るかァ?
 ちったァ事情も把握出来るだろォぜ。
 まだ野暮用が残っててなァ。
 後はあいつらに任せる事になるが、構わねェか?」

クイ、と親指で背後を指差すと、上条当麻やクマ、
それに布束に春上衿衣、ムスッとした表情を浮かべる結標淡希や山岸風花らが居た。

そんな個性的な一同に対して、風斬はもじもじしながら尋ねる。

「あの……皆さんが良いのであれば……ついて行っても良いですか?」

答えは一つだった。


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