28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/03(水) 02:42:09.44 ID:UwF03LhUo
彼女がベッドに膝を乗せ、ぎしり、とスプリングが軋んだ。
絡めていた指を外して両手を持ち上げる。
覆いかぶさるようにして私を見下ろす彼女の背中を抱きしめると、
彼女は少し泣きそうな目で笑ってから、私の首筋に吸い付いた。
「…………憂」
「うん?なあに?」
「ありがとうね」
「えっ……」
彼女はぴたりと愛撫を止めて、ゆるゆると顔を上げて私を見た。
互いの息がかかるほどの距離で、見つめ合う。
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