9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/03(水) 02:18:36.20 ID:UwF03LhUo
私の呼吸に合わせて上下する彼女の頭をやんわりと撫でる。
彼女は少し身じろぎして首を捻ると、右耳と頬を私の胸に押し当てた。
「……ねえ、和ちゃん」
「なあに?」
「どうすれば私たち、フツーに幸せになれるんだろうね」
「フツーに幸せ……ねえ」
「……」
「……」
「……。和ちゃんの心臓、トクントクン鳴ってる」
「そりゃあ、生きてるからね」
「……うん」
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