過去ログ - 憂「どうして私は憂って名前なんだろう」純「なんでだろうね」梓「知らないよ」
1- 20
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/07(日) 01:00:54.56 ID:71QLmrIH0
お姉ちゃんと私。

姉と妹。

ほとんど同じ外見であるはずなのに中身は全然違う。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/07(日) 01:02:28.46 ID:71QLmrIH0
その翌日も私は教室の空気として、学校ライフの一日を終えた。

 「憂、今ちょっと時間ある?」

目の前でマリモが二つ浮いている。しかも口を利くとは……なかなかすごいではないか。
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/07(日) 01:05:07.27 ID:71QLmrIH0
「憂は何の部活に入るか決めた?」

まるで十年来のお友達のように話しかけてくるソイツ、鈴木純は私の顔を覗きこんだ。

純「実はさ、私まだ部活決められなくてさ」
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/07(日) 01:08:46.57 ID:71QLmrIH0
思わず眉根に力が入る。なんでそのことを知っているんだ?

まさか私のお姉ちゃんを狙っているのか? そうなのか!?

憂「…………ぁ」
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/07(日) 01:12:44.13 ID:71QLmrIH0
情けない、情けないよ……平沢憂!

お姉ちゃんのようにその場の空気を読まずに、人の気持ちも考えずに、ズカズカ聞くのは無理にしても……!

純「そっかあ。まあいいや。ありがと、私一人で軽音部見に行くわ」
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/07(日) 01:15:47.75 ID:71QLmrIH0



日誌をつけ、日直としての仕事を全うした私はさっさと家に帰ることにした。

以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/07(日) 01:17:46.29 ID:71QLmrIH0
帰宅して着替えを済ませた私は少し、休憩がてら日記をつけることにした。

さあ口づけの代わりに愛を綴ろう。

ノートを開く。
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/07(日) 01:19:20.46 ID:71QLmrIH0



例えば大好きなあの娘に送ろうとした手紙が何かの間違いで全く関係のない誰かに渡ってしまったなんてことが起きたらどうしようか。

以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/07(日) 01:21:53.87 ID:71QLmrIH0
そもそも何ゆえ私が日直日誌と日記を間違えたのか。
いや、単純に二つのノートが全く同じもので、しかも両方とも表紙に何も書いてないせいで、うっかり間違えて、担任に日記を渡してしまったわけだ。

おいおい、ドジっ娘属性までつくとは……このままではお姉ちゃんとキャラが被ってしまうではないか。

以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/07(日) 01:24:46.17 ID:71QLmrIH0
梓「そのノートって……」

中野梓が口を開く。

ほほう。
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/07(日) 01:26:09.35 ID:71QLmrIH0
憂「な、なに?」

大和撫子を代表する奥ゆかしい私の声は、ほとんど笑い声に掻き消されていた。
それでも中野梓は私の声を聞き取ることができたらしい。

以下略



425Res/256.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice