過去ログ - キュゥべえ「ボクを信じてくれ、暁美ほむら」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
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2011/08/10(水) 22:41:00.51 ID:ifMyUBez0
QB「やれやれ……君はどうやら、かなりの情報を持っているようだね」
感情を感じさせない声を漏らすインキュベーター。
そこには驚きは感じられない。
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83
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2011/08/10(水) 22:41:37.78 ID:ifMyUBez0
キュゥべえの傷は私が治療してあるが、私が言っている事は全て真実だ。
マミ「………どう言う事なの、キュゥべえ?」
巴さんの声が、1オクターブ下がる。
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84
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2011/08/10(水) 22:42:15.13 ID:ifMyUBez0
QB「契約した覚えのない魔法少女に、処分個体……実にイレギュラーな組み合わせだね」
マミ「キュゥべえ、答えなさい。
彼女……暁美さんの言っている事は真実なの?」
以下略
85
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(群馬県)
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2011/08/10(水) 22:42:51.30 ID:ifMyUBez0
ほむら「…………ふぅ……」
インキュベーターの気配が完全に消えた事を確認すると、
私はため息と共に変身を解除した。
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2011/08/10(水) 22:43:23.78 ID:ifMyUBez0
実際には十秒もなかったかもしれない沈黙を破ったのは、巴さん自身だった。
マミ「…………話して、もらえるのかしら?」
ほむら「……ええ」
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2011/08/10(水) 22:43:53.17 ID:ifMyUBez0
帰り道で散々、キュゥべえに頭の上で文句を言われた。
やれ“名前くらい事前に教えて欲しいよ”とか、
やれ“マミが生きているなら生きているって言って欲しかったよ”とか、
その都度、私はため息の混じった謝罪を繰り返していた。
以下略
88
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2011/08/10(水) 22:44:22.64 ID:ifMyUBez0
暁美ほむら宅――
話の場に私の家を選び、巴さんを迎え入れる。
この人が私の家に来るのは、いつのループ以来だろう。
以下略
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[sage saga]
2011/08/10(水) 22:45:00.64 ID:ifMyUBez0
それはさておき、紅茶か……紅茶……ああそうだ、アレがあったな。
ほむら「紅茶でしたら、とっておきがあります」
私は言って、キッチンへと向かう。
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90
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[sage saga]
2011/08/10(水) 22:45:27.96 ID:ifMyUBez0
ほむら「お待たせしました」
ずっと以前に教わった通りの方法で煎れた紅茶を持って、私はリビングへと戻った。
マミ「あら、この香り……」
以下略
91
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2011/08/10(水) 22:45:57.24 ID:ifMyUBez0
マミ「美味しい……入れ方も上手なのね」
ほむら「師匠の教えが良かったので」
お陰で、今の今まで一度も倒れる事なく戦い続けられている。
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