9: ◆BMkVgrQB5qSZ[sage saga]
2011/08/12(金) 00:57:09.45 ID:BFRrGUMm0
「いやー、ゴメンゴメン。やりすぎちゃったね」
「ひどいよぅ」
「冗談はさておき、まどか、悩みごとならいつでも相談にのるよ?」
「ありがとう、さやかちゃん」
結局、親友に心配をかけさせてしまったことを、まどかは後悔した。
だが、それと同時にうれしくもなった。
家族以外にも、自分をこんなにも思ってくれる大切な存在がいることを再確認できたからだ。
だからこそ、彼女に夢の内容を聞かせて嫌な思いをさせたくない、という気持ちが強くなる。
自分が無残な死に方をする不吉な話を好む人間はいないだろうから。
「あ、また余計なこと考えてるでしょ」
「ち、ちがうよぅ」
「ほーう? まどかはあたしに隠し事をすると。そんなけしからん子はー……こうだぁっ!」
「ダ、ダメだって」
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