過去ログ - バッツ「アリアハン?……まあ新しい旅ができるからいいか」
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85:コロンブスの卵
2011/08/23(火) 05:25:52.69 ID:sIxuL5Vx0
バッツ「倒せないと言われているんだろ?倒せないじゃない、もしかしたら、俺でも倒せるかもしれない、それにもし倒せなくても、もし君が魔王退治に行かなかったことで責められたりするなら、それを守ることくらいは俺にでもできるよ」

勇者「そんなのへ理屈です、僕は選ばれた、選ばれちゃったんです」

バッツ「ほら、本音が出た選ばれちゃったって、ホントはやりたくないんじゃないのか?」

勇者「そ……それは…それは…それは、でも頑張ろうって思えたんです、バッツに会ったあの日、情けは人のためならずって自分がそうしたいからそうするって、そのカッコいいって思いました、自分は今まで周りの期待通りに生きてきたから、あの日まで悩んでたけど、私もきっとここで逃げたら後悔ししますだからやります」

バッツ「……そっか、それが君の心の輝きなんだね!俺もさ、今は力はないけど、世界に選ばれた戦士みたいなものになったんだ、いろいろ会ったけど今はそれでよかったって思えるよ、それにさ、クリスタルの……世界から託された力はもうないけどさ、今まで自分で培ってきた力はちゃんと俺の中にあるんだ、君もきっとこの旅でいろいろ得るだろうからさ、改めて手伝いをさせてくれないかな?俺はバッツ、バッツ・クラウザー、風のいや、ロマンと道を追いかける探求の旅人だ、君の本当の名前?」

バッツは意識していなかったのだろう、でもバッツがいなかったら勇者は、役目をただ遂行するだけの人形のようになっていただろう。そう、バッツは少女に眠っていた、自分では気づきもしなかった想いを、周りからの期待で埋もれていた想いを、やさしい暖かな風でがれきを吹き飛ばし凍った心を温めてくれたのだった。
勇者「……あの……僕の、いや、私の名前はね…………」

再び自己紹介を終えたとこで、二人は、武器やの中で大きな声で、言い争っていた、訳が分からない言葉で言い合っていたのだろうか?そう思ったバッツは赤くなり、私もつられ恥ずかしくなると、とっさに武器やから出てバッツから渡された100Gと50Gでキメラの翼と薬草を買い逃げるように二人の仲間に事情は後でと言い引っ張りアルアハンを飛び出したのだった。


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