108:第B話―――レッサー「キス、しましょう」 香焼「・・・・・は?」
2011/08/27(土) 01:48:21.40 ID:IkV3Q35m0
一寸後・・・・・・ニヤリと、彼女が微笑んだ。
レッサー「・・・・・・そうだ。簡単な事でしたね」フフフ・・・
香焼「何だよ」ジトー・・・
レッサー「コウヤギ、私より弱いんだから力ずくでキスすれば良いんです」フフッ・・・
香焼「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」ポカーン・・・
大分ブっ飛んだ発想をなさった。
香焼「あ、頭おかしいっすよ」タラー・・・
レッサー「知ってます・・・・・・ねぇコウヤギ。少し大人しくしててくれませんか?」ニヤッ・・・
香焼「やだ」
レッサー「何なら・・・・・・キスから『先』、シても良いですよ」フフッ・・・
香焼「もっとヤダ」キッ・・・
レッサー「チッ・・・・・・甘ちゃんの上に枯れてるなんて、男として最っ低ですね」ケッ・・・
両者、かなり頭にきてる。
香焼・レッサー「「・・・・・・、」」ジー・・・
刹那、彼女が横に飛んだ。いや消えた・・・・・・自分が彼女を目で追い始めた際にはもう遅い。
レッサー「おっそーい」フンッ!
香焼「っ! ぐっ!!」ドンッ!
為す術もなく、床に組み伏せられていた。
レッサー「弱すぎです・・・・・・いや、私が強すぎなんでしょうかね」ハハハ
香焼「れ、レッサー! 冗談止めろ!」ジタバタ・・・
レッサー「・・・・・・嫌です。弱者は強者の言う事を聞かなきゃダメでしょ」フフフ・・・
彼女の右手が僕の右手を、そして左手が顔を掴む。ヤバい・・・・・・ヤられる。
レッサー「安心してください。キスだけですから。練習みたいなものです」スッ・・・
練習でファーストキスされてたまるか。如何にかせねば!
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