過去ログ - あまくさっ!? 〜ただいま。〜
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549:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/09/15(木) 01:23:43.40 ID:AWvx1/jf0
一寸後、作戦会議が終了し今回の割り当て作業が開始される。
アスワンを中心とした『対吸血種想定部隊』と、死霊魔術専門のコシチェスカ率いる『対<  >部隊』が今回の主体部隊だ。
今晩から動き出すらしい。一同、着々と準備を始める中……サーシャは動けないでいた。

自分の、名前が無い。
まさかワシリーサが彼の通知を読み、再度考えを改めたというのか。


クーニャ「シスター・サーシャ……此方に」ボソッ・・・

サーシャ「え、あ、はい」コクッ・・・


クーニャに連れられ、別の個室に。そこにはワシリーサが待っていた。
色々文句を言ってやろうと思ったが、それより先に彼女が口を開く。


ワシリーサ「言いたい事は分かるわ……でもね、貴女には特別任務を与えます」コクッ・・・

サーシャ「特別、任務」ジー・・・

ワシリーサ「ええ。単刀直入に言うわ……学園都市に入りなさい」


……え。


クーニャ「隊長、イキナリ過ぎますよぅ。ちゃんと説明しなきゃ」ンモー

ワシリーサ「そう? これくらいが丁度いいかなーって」ハハハ


いや、全然分かりません。


ワシリーサ「えっとねぇ……ぶっちゃけ、今回の件、あやふや過ぎて手の打ちようが無いの」

サーシャ「まぁ、確かに」

ワシリーサ「最悪長期戦になるわ。でもそれだけは避けたい……だけど急ぐとなると、無関係者まで巻き込む事となる」


手段を選ばず、という意味だろう。手当たり次第怪しいモノを『審問』していったらキリがない。


ワシリーサ「と、いう訳で……一種の賭けよ」

サーシャ「賭け、ですか。第1の質問ですが、何を用いて賭けるのでしょう?」

ワシリーサ「…………、」スッ・・・


一枚の写真と、数枚の資料を渡された。
写真には日本人らしき女性が写っている。まさに黒髪長髪のまさにヤマトナデシコといった感じの女性だ。


ワシリーサ「吸血殺し(ディープブラッド)」ボソッ・・・

サーシャ「っ!!」ギョッ・・・

ワシリーサ「姫神秋沙……能力者ではなく『原石』よ。今彼女は複雑な立ち位置に居る」

クーニャ「学園都市(アレイスター)の監視下であり、英国清教の所有下になっています」


噂には聞いていた。だが……彼女を如何『賭け』にするのだ。





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