568:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/09/16(金) 19:41:21.17 ID:UaUTwu/f0
次は先程教えて貰った電話番号でオルソラに掛ける。
すぐ出れば良いのだが……彼女も忙しい身だ。あまり期待できないかもしれない。
サーシャ「しかし、彼女が頼りなんですよね」ムゥ・・・
逃走と嘗役のスペシャリスト。一度切ろうかと思った時……電話が繋がった。
????『はい、シエラ探偵事務所です。私は担当のオーリアでございます。御用件をどうぞ』ガチャッ
サーシャ「え? あ、す、すいません。間違いました」Pi!
あれ? おかしい……掛け間違えたか?
もう一度電話番号を確認して、コールする。
????『はい、此方シエラ探偵事務所。私は担当のオーリアです』ガチャッ
サーシャ「え……あれ?」タラー・・・
????『……もしもし?』
サーシャ「えっと……間違っていたらすいません。第1の確認ですが、これはオリアナ=トムソンの携帯番号ではないのですか?」
????『あら? サーシャ?』ポカーン・・・
サーシャ「へ? あ、はい。肯定です」ポカーン・・・
よくよく聞くと……オリアナの声だ。
オリアナ『あらら。まさか貴女が掛けてくるとは、お姉さんビックリだわ』フフフッ
サーシャ「え、いや、第1の心情ですがビックリしましたよ」ホッ・・・
オリアナ『そりゃまぁ隠れ蓑と偽名よん。そう易々と私とはアポイント取れない様にしているもの……てか、誰から聞いたの?』
サーシャ「第1の解答ですが、オルソラ=アクィナスです。所用が合って連絡させて頂きました」
オリアナ『あのノンビリ女め……勝手に……まぁロシア政府じゃなくて良かったわ』
厄介な事に、我が国(SVR)の力を使っても貴女の連絡先は入手できなかったのですよ。
オリアナ『それで……まさか私用じゃないわよね。それならそれで嬉しいけど♪ 御姉様、大人の遊びを教えて欲しいの的な?』フフッ
サーシャ「……失念でした。そういえば貴女はワシリーサと『同類』でしたね」ハァ・・・
オリアナ『ふふふ。冗談よ。まぁビジネスでしょ?』クスッ
サーシャ「肯定です」コクッ・・・
彼女はフリーの魔術師である。故に英国・ロシア・学園都市といった『柵(しがらみ)』など無い。
今回は情報提供者として協力して貰うべく、連絡したのだ。
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