過去ログ - あまくさっ!? 〜ただいま。〜
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576:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/09/17(土) 00:39:47.68 ID:Ee66Y1gU0
刹那―――空気が固まった。
一同、まるで私を北方領土に居る日本人ドクターを見る様な眼で、私を見詰める。


兵隊A「嘘……だろ」タラー・・・

兵隊B「ちょ、な、待……え!?」ギョッ・・・

兵隊C「ヒューッ……こいつぁ驚きだ。俺らは本国のドッキリ企画にでも当てられたのかい?」アハハ・・・

兵隊D「うわぁ……賭け金パァだ。全部、大尉と軍曹とバスカフに行くのかよ」タラー・・・

バスカフ「だから言ったろ……大尉の前で嘘言えるかっての」ハァ・・・


逆にアチラがサプライズを受けた様な顔をしているのは何故だろう。


軍曹「全員、気をつけ!」ゴッ!

一同『っ!』ザッ・・・


強面の軍曹と呼ばれた男性の一言で一気に軍隊らしくなる一同。
『傾注』という言葉が続き、後ろの方から……軍用コートを着た身長170前後の女性が前に出てきた。


軍曹「一同、敬礼!」ジー・・・

一同『っ!』ザッ!

サーシャ「あ、え……っ!」ザッ!


私も見様見真似で敬礼をしてしまう。そんな私を見て苦笑の表情を浮かべる……っ!


大尉「ようこそ特尉殿。我々の様な『死者の部隊』へ」フフッ・・・

サーシャ「っ……サーシャ=クロイツェフ特尉であります。よろしく、お願いします」ペコッ・・・

大尉「ええ。よく挨拶できたわね。緊張しながら偉いわよ……『ロリータ』」ポンッ!

サーシャ「な!? ろ、り!?」タラー・・・


瞬間、噴き出す兵士が数名。軍曹殿に睨まれて引き締め直してはいるが……軍曹殿も自分の脇腹を抓ってらっしゃる。


大尉「私は部隊長の……そうだな……ヴラディリーナとでも呼んでくれ。長けりゃ大尉でも良いよ」ナデナデ・・・

サーシャ「は、はぁ……あの……大尉殿」チラッ・・・

大尉「ん? 何かな?」ナデナデ・・・

サーシャ「第1の要望ですが……手を、その」アタフタ・・・

大尉「頬にでも充てて欲しい? もしかして寒かったのかしら。無理もないわね」スッ・・・

サーシャ「ち、違います! 離して下さい!」カアアァ///

大尉「あら、ごめんなさい。そうね。もう13だものね。思春期真っ盛りの子供に私ったら……これは失礼」ニコニコッ


遂に強面の軍曹殿まで噴き出す始末……何なんだ。この不良部隊は!




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