過去ログ - あまくさっ!? 〜ただいま。〜
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682:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/09/25(日) 22:24:37.19 ID:r8rHMdqR0
一寸後、私の服を持って浦上が戻ってきた。
着替えようと思ったが、先にご飯を食べろというのでその指示に従う。


五和「あとついでに……現状知りたいでしょう?」チラッ・・・

サーシャ「……はい」コクン・・・


もしかして全てを聞ける訳ではないのかもしれないが、聞ける分だけ聞いておこう。
私はダボダボのパジャマ(?)を羽織ったまま、椅子無しテーブルの前にチョコンと座る。
五和はレンジで温めたスープを私に出すと、そのまま反対側に座る。浦上は猫さんを抱え、窓の近くで私達を見詰めていた。


五和「食べながらで良いよ」コトッ・・・

サーシャ「はい。感謝します」ペコッ・・・

五和「ううん……じゃあ何から話そうか……いや、貴女から質問して頂戴」ジー・・・

浦上「あ。因みに、英国・学園都市・ロシアの関係は変わってないからネ。それを踏まえて質問すると良いヨ」ナデナデ・・・

もあい「んなー」フシフシ


食前の祈を済ませ、パンを千切り頬張る。
口の中でパンを噛み締めながら、浦上の言った事を頭の中で反芻させ、質問を始めた。


サーシャ「ん……では第1の質問です。此処は何処ですか?」モグモグ・・・

五和「日本、学園都市第1学区―――マンション『ニューディレクターズ』○○○号室……コウちゃ……香焼宅です」コクン・・・

サーシャ「……やっぱり、そうなんですか」ムゥ・・・

浦上「その表情をしたいのはコッチもなんだけどネ」ハハハ・・・


スプーンでスープを啜り、次の質問を考える。


サーシャ「第2の質問です。何故、私は此処に居るのでしょう? あ、任務とかそういう意味では無く……えっと」ウーン・・・

五和「それはコッチが聞きたいですよ」ハァ・・・

浦上「サーシャ、昨日の夜遅くに此処尋ねて来たんだヨ。覚えてないの?」ジトー・・・

サーシャ「それは……覚えています」コクン・・・

五和「……それじゃあ私からも質問。何で此処に来たの? というか此処が香焼の家って知ってたの?」ジー・・・

サーシャ「いえ。第1の回答ですが、まるで知りませんでした」ジー・・・

五和「じゃあ何故此処に? もしかして香焼に住所教えて貰ってたのかしら?」

サーシャ「…………、」ムゥ・・・


スプーンを置き、一寸迷う。素直にレッサーから送られて来たメールに、と言って良いモノだろうか。


サーシャ「第2の回答ですが……その……ち、知人に……此処の住所を教わって」タラー・・・

五和・浦上「「は?」」ポカーン・・・

サーシャ「で、でも本当に! コーヤギーの家だとは知りませんでした!」アタフタ・・・


言い訳に聞こえるかもしれないが、私は誰の協力も仰がずに、この任務を遂行しようとしていた。これは事実だ。





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