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794:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/10/03(月) 23:46:04.13 ID:Qpgc50i70
さておき、この学園都市にも他の街と同様に大型ホームセンター、業務用ホームセンターの様な店は多々在る。
日本で有名なチェーン店や、都市独自の工具店など。

市場原理に基づいて他の店と差を付けようと、低価格で勝負したり、最先端機具を取り入れたり様々だ。


香焼「それで、目当てのお店は?」

サーシャ「任せます。というか、この街素人の私にそれを聞きますか?」ジー・・・

香焼「そーですね」ハハハ・・・


では如何しよう。色んな店を回って歩こうか?
しかしサーシャの性格上、一つの店に連れて行ったら最後。約束の時間ギリギリまでその店に腰を据えようとするだろう。


香焼「うーん……最新工具が見たいんだよね?」

サーシャ「第2の意見ですが、別に最新では無くとも構いません」

香焼「そうなの?」

サーシャ「ええ。第1の説明ですが、正直、今使っている『杖』は結構ボロボロなのです」

香焼「まぁ……確かに」タラー・・・


サーシャの『杖(バール等)』をマジマジ見た事がある。
『魔術師の杖(ステッキ)』と銘打ちながら、明らかに鈍器として使用した形跡が……しかもかなり年季が入ってボロボロになってる。
君は一体これで何をしたの、と聞いた事があるが黒い笑みを浮かべ黙秘された。こわーい。


香焼「それじゃあ、普通のバールとか鋸とか鉈とかペンチとか……そんなのも置いてる店で良いかな」

サーシャ「ええ……出来れば壊れ難いモノを所望しますよ。普通の工具類では長期間、魔術付加に耐えられないのです」ヤレヤレ・・・


それは都市の道具を使っても同じです。多分、貴女の魔力と使い方が荒過ぎるのだと思いますよ。


サーシャ「むっ! 第2の反論ですが、使い方はまだしも魔力は荒くなど無いです。寧ろ、自身の魔力は高尚だと自負してます」ムンッ!

香焼「訂正。君の魔力は膨大なの。へっぽこ魔術師の自分でも分かるっすよ」

サーシャ「……ひ、否定はしません」ムムム・・・


ステイルも認める魔力値だ。多分、サーシャの『内生るモノ』は世界でも指折りの魔力量なのだろう。


サーシャ「わ、私の魔力云々は如何でも良いんです! さっさと行きましょう。時間が無い」ジトー・・・

香焼「はいはい。急ごうねー」テクテク・・・


しかし、改めて考えると……最新工具を扱いつつ業物も取り扱う店なんて、この街に在ったかなぁ?





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