過去ログ - あまくさっ!? 〜ただいま。〜
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858:第E話―――サーシャ「とりあえず、ホームセンター行きたいです」 香焼「仕事で来たんでしょ」[saga]
2011/10/07(金) 00:35:39.71 ID:rufkjsd30
一応抵抗したかったが身体の自由が効かない。無理矢理ベットに戻され、止むを得なく布団を被ってやる。
さて……とりあえず、現状を知りたいのだが。


御坂妹「では、今の貴方の身体について」サラッ

香焼「え? 身体?」

御坂妹「右肩甲骨および右わき腹、右臀部に銃傷。多量出血により危険な状態で病院に運ばれました、とミサカは説明します」

香焼「じゅ、重症?」

御坂妹「銃。発砲による怪我です……今は麻酔で動けない、とミサカは簡潔に述べます」


銃で撃たれた? いつ? 何処で?


御坂妹「それは……すいません。私(ミサカ)の口からは何とも」フルフル・・・

香焼「……はぁ」キョトン・・・

御坂妹「その……先生に知らせてきますね。お姉さん、あとはどうぞ、暫く2人きりで。ミサカはお暇します」コクッ

五和「……はい。御世話を掛けます」ペコッ


一礼し、部屋から出ていくナース服の妹さん。
残された五和は無言で立ち尽くしたまま。とりあえずどっか座りなよ。


五和「ん……大丈夫、なの?」ジー・・・

香焼「多分。ただ正直『浦島状態』っす。撃たれたとか言われてもなぁ」ムゥ・・・


実感が沸かない。まさに『5W1H』の説明が欲しい。あと、そういえば今何時だ。


五和「○○日(6日目)深夜3時頃……コウちゃん、倒れて6時間以上眠ってたわ」

香焼「そんなに? 6時間前って昨日の……っ!! サーシャは!? 彼女は如何なった!?」ギョッ・・・

五和「落ち着いて……彼女は無事任務を終えたわ」ポンッ・・・

香焼「……そっか。良かった」ホッ・・・


一安心。彼女が無事ならば、とりあえず他の事は如何でも良かろう。


香焼「それで……何が如何なったの?」

五和「……っ」グッ・・・


険しい顔をする五和。下唇を噛み……微かな声で呟いた。




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