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898:第F話―――香焼「自分は案外……幸せっすよ」[saga]
2011/10/09(日) 00:08:05.23 ID:oiuxRiMq0
ジタバタ暴れる黒夜。何故か最愛が僕の前に盾になる様入ってきた。


絹旗「……香焼。そろそろ離してやってください。コイツ、本気で暴れると超厄介ですから」チラッ・・・

香焼「え?」チラッ・・・

黒夜「はーーーーぁなーーーぁせーーーーぇよーーーぉ!!」グルルルゥ・・・

絹旗「……コイツ、私と同じ大能力者(レベル4)です」ボソッ・・・

香焼「え、あ……そっか」スルル・・・

黒夜「ふーふー……この糞野郎ぉ」ギロッ・・・


お願いですから病人相手に暴れないで下さい。


絹旗「黒夜……その……落ち着いて下さい。私も大人げなかったです。お願いですから此処で暴れるのは」ジー・・・

黒夜「糞ったれ! 良い子ちゃんブリやがってよぉ……あん?」グイッ・・・

絹旗「…………、」グッ・・・

香焼「……黒夜。あんまり騒ぐと看護師さん来るよ」

黒夜「けっ……マジ意味分かんねぇ。チョー不愉快だし」ドサッ・・・


何が腹立たしいのか知らないけど……さ。


香焼「……自分は、最愛が『してる』事、知ってるよ」ボソッ・・・

絹旗「…………、」ジー・・・

黒夜「はぁ!? 何々々々ぃ!? マジで!? マァジで言ってんの!?」グイッ・・・

香焼「ち、近い……本当だよ」

黒夜「は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・へ?」ポカーン・・・


これで気が済んだか?


黒夜「いや……余計意味分かんねぇ……じゃあ何でこんな娼婦以下の女とダチやってんの?」キョトン・・・

香焼「……理由、いる?」

黒夜「は? あぁ……そっか。『そういう』友達ねぇ……絹旗ちゃん、罪悪感で寂しい夜は彼に慰めて貰ってるのーん?」ニヤニヤ・・・

絹旗「……それ以上は……殺しますよ」ギロッ・・・

黒夜「へぇー? 馬鹿にされたくないんだぁ? 彼のテクニックはそんなに良いのかしらーん? 一晩借りて良い?」ハハハ

絹旗「…………、」ブチッ・・・

黒夜「私、義体の『シモ』って使った事無いからさぁ……彼のアソコで試して……あら? 完璧怒ったのん?」ニヤリ・・・

絹旗「……屋上」グイッ・・・

黒夜「……上等」ニヤッ・・・

香焼「っ!! 最愛、駄目だ!!」バッ!!


ベットから彼女に手を伸ば―――あ。




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