過去ログ - ほむら「…まるで犬のようね」
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138:1[saga]
2011/10/01(土) 20:49:35.99 ID:gq77mqsR0

「鹿目まどか。キミは魔法少女の戦場という名の『舞踏会』に出てみたいと思わないかい?
 そしてその容姿と佇まいで、暁美ほむらという『王子様』に認められたいとは思わないのかい?
 もしキミが望むのであれば、ボクは最高の『ドレスと馬車』を用意することが出来るよ。
 ただし、この魔法を掛けるには、まどかの同意がなければダメなんだ。
 嫌がるシンデレラに、魔法使いは無理やり魔法を掛けることはできない」

「ほむらちゃんに、認められる?」

 キュゥべえの口が僅かにつり上がる。

「そう。正直言って、暁美ほむらの魔法少女としての能力はとても低い。
 このままでは敵の魔法少女はおろか、魔女にさえやられかねないね」

「そんなことないよ!ほむらちゃんは絶対に負けたりしない!」

「その暁美ほむら自身が言っていたじゃないか。
 魔女との戦いは常に命がけ、いつ死んでもおかしくない、と」

「…ぅ!」


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