過去ログ - ほむら「…まるで犬のようね」
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152:1[saga]
2011/10/08(土) 23:42:04.84 ID:Ytwh+CC40

 その言葉に、まどかの表情が一瞬緩む。

「でも、連携して戦うのは難しいでしょうね。やるとしたら、個々でやるしかないわね」

「そ、そんな…」

 まどかの表情がまた曇った。

「仕方ないわよ。やっぱり、何かを隠している相手に背を向けるのは、ちょっと怖いわ。
 何もないって分かっていても、ね…」

 マミはほむらをちらっと見る。ほむらは俯いたままだった。

「どうやら、後はほむら待ちってところだな。ま、決心がついたならまた声掛けてくれよ。
 茶ぁ、ごちそうさん。おいゆま、いつまで飲んでんだ。行くぞ。
 今日の魔女狩りルートは、病院からだったな」

「あ!待ってよキョーコ」

 杏子とゆまが部屋を出た。
 それに続くようにマミも立ち上がる。

「私もいくわ。それじゃあね」

 バタンッと扉の閉められる音が部屋に響く。
 部屋にはほむらとまどかが残された。
 まどかが何かを言おうとした瞬間、ほむらが立ち上がった。

「あ…」

「家まで送るわ。行きましょ」


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