179:1[saga]
2011/10/16(日) 11:55:40.13 ID:NT8qNy6V0
そこには、
「だぁ゛あ゛あ゛!!!」
180:1[saga]
2011/10/16(日) 11:56:19.68 ID:NT8qNy6V0
*
まどかは仁美達の後に続き、廃工場へと入っていった。
181:1[saga]
2011/10/16(日) 11:57:21.04 ID:NT8qNy6V0
『いいかまどか。こういう塩素系の漂白剤はな、
他の洗剤と混ぜると、とんでもなくヤバイことになる。
あたしら全員、猛毒のガスであの世行きだ。絶対に間違えるなよ』
182:1[saga]
2011/10/16(日) 11:59:29.11 ID:NT8qNy6V0
「はなして!!」
まどかは仁美の手を振り解くと、洗剤の入ったバケツを掴み、放り投げた。
バケツは窓ガラスを割り、外へと消えていった。
183:1[saga]
2011/10/16(日) 12:00:27.65 ID:NT8qNy6V0
「…え…?」
そこで始めて気がついた。
その部屋は、倉庫だった。窓も、出口も、隠れる場所も、無い。
184:1[saga]
2011/10/16(日) 12:02:19.86 ID:NT8qNy6V0
*
もう、どのくらい戦っているのだろうか。
185:1[saga]
2011/10/16(日) 12:03:09.34 ID:NT8qNy6V0
ゆまは、キリカ目掛けて全力で前へ踏み出し、跳ぶ。
そのまま空中でハンマーを真上に振りかぶると、キリカ目掛けて振り下ろした。
「だりゃぁ!!」
186:1[saga]
2011/10/16(日) 12:04:16.02 ID:NT8qNy6V0
一方のゆまは、四肢の切断や臓器の破裂等の、
戦闘に支障が出る怪我だけは、瞬時に治していた。
他の怪我---顔や体に受けた打撲や裂傷は、放置している。
全ての怪我を、治しはしなかった。
187:1[saga]
2011/10/16(日) 12:05:02.15 ID:NT8qNy6V0
「おいおい、私のツレに、なぁ〜にしてくれでんだ、テメェ」
ゆまでもキリカのものでもない声が、キリカの背後から聞こえてくる。
188:1[saga]
2011/10/16(日) 12:05:41.96 ID:NT8qNy6V0
「こんな小さな子に手をあげるなんて、許せないわね」
「呉キリカ。貴女はもうおしまいよ。観念しなさい」
189:1[saga]
2011/10/16(日) 12:06:33.16 ID:NT8qNy6V0
「……あれ?…まどかは、どこ…?」
ほむらの言葉に、ゆまの表情が引き攣る。
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