過去ログ - ほむら「…まるで犬のようね」
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229:1[saga]
2011/10/30(日) 12:13:02.07 ID:vrMS+f+W0

 これは、褒美だ。
 もし神様がいるとしたら、いつも頑張る私にくれたご褒美だ。
 遠慮は逆に失礼になるだろう。
 ならば頂こうじゃないか。
 思う存分、まどかの太ももを堪能するのだ。

「じゃあ失礼して-----」

 ほむらは、まどかの太ももに、そっと、頭を乗せた。

「-----」

 頭の中が真っ白になる。
 今の気持ちを、言葉にできない。
 まどかと出会えて、本当によかった。
 得も言われぬ感動が、そこにはあった。

 そうか。そうだったのだ。
 今日感じたまどかの違和感は、ちょっとした不自然さが目についてしまっただけなのだ。
 まどかの不自然な行動は、全てこの瞬間の為に行ったものなのだろう。
 はじめからこれが-----私を膝枕することが目的だったのだ。




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