402:1[saga]
2012/01/04(水) 13:23:57.83 ID:SjtKh4Fw0
*
さらに数日が経った。
403:1[saga]
2012/01/04(水) 13:24:58.66 ID:SjtKh4Fw0
「そ、そのようね! 最近は原因不明の失踪や自殺なんて話は聞かないものね!
それにしても魔女を一体だけ?! じゃあ手持ちのグリーフシードは?!」
「えっと、その時の魔女が落とした一個だけです。
404:1[saga]
2012/01/04(水) 13:25:58.09 ID:SjtKh4Fw0
「分かりました。これからは常に浄化しておくようにします」
マミは少し安堵したように表情を緩め、ため息をついた。だが、
405:1[saga]
2012/01/04(水) 13:26:57.86 ID:SjtKh4Fw0
*
喫茶店に入り、まどかとマミは向かい合って座った。
ティーセットを注文し、紅茶とケーキが運ばれてきた後、
406:1[saga]
2012/01/04(水) 13:27:59.04 ID:SjtKh4Fw0
マミはカップを手に取り、紅茶を一口啜り、静かに戻す。
「何があったの?」
407:1[saga]
2012/01/04(水) 13:28:56.54 ID:SjtKh4Fw0
「それと、実は、その、他の街の……だと思うんですが……魔法少女に襲われまして……」
「……他の街の魔法少女に? 大丈夫? 怪我しなかった?」
408:1[saga]
2012/01/04(水) 13:29:59.76 ID:SjtKh4Fw0
マミのはっきりとした、冷酷とも取れる言葉に、まどかは少したじろぐ。
「それにしても、背後からいきなり、ねぇ……
その襲ってきた魔法少女の、何か----顔や特徴は覚えてる?」
409:1[saga]
2012/01/04(水) 13:30:56.32 ID:SjtKh4Fw0
「え、えっと……マミさん?
その、私の聞き間違いでしょうけど、今、相手のグリーフシードを頂くって言いました?」
「……? ええ、言ったわよ」
410:1[saga]
2012/01/04(水) 13:32:00.10 ID:SjtKh4Fw0
杏子の言葉に、まどかは少し眉を顰めていた。
「杏子ちゃん……? 早とちりじゃないって、どういうこと?」
411:1[saga]
2012/01/04(水) 13:32:58.59 ID:SjtKh4Fw0
「そういうことになるな」
「ダメだよ! そんなの、絶対にダメ!!
魔法少女は、魔女や使い魔から街の人達を守るために居るんだよ?!
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