過去ログ - ほむら「…まるで犬のようね」
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477:1[saga]
2012/01/29(日) 11:57:20.91 ID:6kqct4zw0

「……ん〜。そりゃあ、自分が助かるように行動するだろうな」

「じゃあさ。その他人がどんどん減っていったら?」

 詢子は、ふっ、と小さく吹く。

「何だか、無人島で極限状態のサバイバルやってるみたいな話だな。
 他人を攻撃する理由は食料の奪い合いかい?」

「……そうだね。そんなカンジ」

「それなら話は違ってくるな。
 まずは生存者集めて、話し合って脱出を計る。
 それが無理なら、協力し合って食料を増やす----野菜を育てたり漁をする。
 とにかく、奪い合いなんてやってる場合じゃないってのをまず認識して----他のヤツにも認識してもらわないとダメだな。
 そんなことやってたら、すぐに食料を食い尽くしちまって、あっという間に全滅だってな」

 全滅。その言葉を聴いたまどかの脳裏に、地に伏す魔法少女達の姿が想像された。
 首を引き裂かれたマミ。
 剣で滅多刺しにされた杏子。
 手足がおかしな方向に曲がっているゆま。
 そして、何者かに長い黒髪をつかまれ、瞳には何も写してなく、口から血が垂れている、首から下がなくなった----




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