6: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:07:23.04 ID:FRdcbQBa0
そう言って、まどかはキングローダーの方に向かった。
その途中、恭介が倒れているのを見つけ、手を貸す為にそちらに向かった。
「上条君!」
「しっかり!」
7: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:07:49.22 ID:FRdcbQBa0
まどかがマミを見つけると、マミは呆然と魔女を見つめ、立ち尽くしていた。
そこに狙ったかのように複数の車輪が飛んできていた。
「マミさん!危ない!!」
8: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:08:17.21 ID:FRdcbQBa0
だが、その瞬間、キングローダーの上にマミが座っていたのだ。
マミにも何が起きたのか分かっておらず、その隣にはほむらが立っていた。
「やはり、間に合わなかった…!」
9: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:08:51.83 ID:FRdcbQBa0
「でも美樹さんだったものよ!」
「私は放って置けない!」
「馬鹿言わないで!」
「もう無理なの!助けられないの!」
10: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:09:29.70 ID:FRdcbQBa0
ほむらの言葉を遮り、杏子がさやかを抱えて飛び乗ってきた。
さやかを恭介に預けると、魔女に向けて槍を構えていた。
「……分かったわ、此処から脱出する」
「けれど、美樹さんは絶対に助ける!良いわね!」
11: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:10:03.31 ID:FRdcbQBa0
特大車輪の間を飛ぶ様に回避していたドラゴンカイザーにほむらが声を掛けてキングローダーの所まで跳んで来ていた。
そして、ほむらが脱出の為の支持を開始した。
「全員、この上から動かないで!」
「ドラゴンカイザーはエクスカイザーになってキングローダーを引いて!」
12: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:10:35.80 ID:FRdcbQBa0
その言葉を合図に、ほむらは円形の盾を構え、能力を発動した。
「えぇ、それじゃあ、私から離れないで!」
キュゥィィィィィィィィ…!!!
13: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:11:06.10 ID:FRdcbQBa0
その言葉にエクスカイザーはエンジンを全開にして応じた。
急に加速して、まどか達は落ちそうになったが、ほむらが手を掴んで事なきを得た。
「あ、有難う、ほむらちゃん…」
14: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:11:41.47 ID:FRdcbQBa0
第9話『そんなの、あたしが許さない』
キングローダーに揺られて数分、ようやく結界の端が見え。
15: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:12:21.69 ID:FRdcbQBa0
「ふぅ…此処までくればもう「テメェ!!」
突然の怒鳴り声に全員が驚いていると、杏子がほむらに飛び掛かって地面に押し倒していた。
「何、今更ノコノコやって来てんだ!」
16: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:12:57.57 ID:FRdcbQBa0
「え…何…?」
「どういう事…?ほむらちゃん…」
「そ、それは…「しらばっくれてんじゃねぇ!」
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