過去ログ - ほむら「勇者 エクス☆マギカ」
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17: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:13:36.66 ID:FRdcbQBa0
杏子が睨むと、ほむらは竦み上がっていた。
その目は涙が溜まっており、今にも零れ落ちそうだったが。
それ以前に、ほむらを射竦めるには充分だった。

「何怯えてやがんだ…?何時ものすまし顔は何処行ったんだぁ!?えぇ、情報通さんよぉ!!」
以下略



18: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:14:18.98 ID:FRdcbQBa0
「ほ、ほむらちゃん…?」
「何もそこまで…「分かるの!」
「今までも何度も話した!でも、聞き入れてくれなかった…!」

そう言ってほむらは顔を手で覆い、俯いてしまっていた。
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19: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:15:10.64 ID:FRdcbQBa0
そう言いながら、マミはほむらと杏子の間に止めに入った。

「でもね、今はそんなことより、美樹さんをどうやって助けるか、よ」

マミは先程出てきた箇所を見つめ、場の全員に賛同を求めていた。
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20: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:15:55.07 ID:FRdcbQBa0
杏子の話を遮って聞いてきた恭介を、同じ様に遮り、杏子は言葉を切った。
恭介はその杏子の姿を見て、黙る事で了承をしていた。

「…とりあえず、美樹さんの身体は私の家に連れて行くわ」
「後で寄ってね」
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21: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:16:27.52 ID:FRdcbQBa0
「えぇ、そうね、貴方は動くべきだったのよ」
「誰も動かなかったとしても、誰かがそれに付いて来てくれるかも知れなかった」
「だから教えて貰うわよ、貴方の力の事を」

「グス…ハイ…」
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22: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:17:42.41 ID:FRdcbQBa0
「二人とも、マミ達も言っていたんだ、早く行こう」

そののおかげで少し場の空気が和らぐ事になった。

「あ、う、うん…」
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23: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:19:41.36 ID:FRdcbQBa0
「え…エクスカイザーさんは?」

「流石にこのサイズだと、二人位が限界でね」
「私は走ってマミの家に向かう」
「君達はドラゴンジェットで先に向かってくれ」
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24: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:21:01.76 ID:FRdcbQBa0

 見滝原の上空。
ドラゴンジェットの背の上でまどか達はマミの家に向かっていた。
風は予想通り強く、吹き荒んでいたが、凍える程酷いものではなかった。

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25: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:33:14.57 ID:FRdcbQBa0
「!?み、未来!?」

驚いてドラゴンジェットから手を離しそうになったが、済んでの所で止めて顔だけをほむらに向けていた。
ほむらは、そのまま話を続けた。

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26: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:35:57.49 ID:FRdcbQBa0
ほむらはその言葉に、押し潰される様な感覚になって喋らずにはいられなかった。
だが、その言葉をまどかに遮られてしまっていた。

「でも…!「エクスカイザーさんも言ったでしょ?」
「後悔はいつでも出来る、今はその時じゃないって…」
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27: ◆1B0iEDnTxU[sage saga]
2011/09/06(火) 21:37:10.16 ID:FRdcbQBa0
「良いよ、あ、マミさんのマンション!」

二人が話している間にも目的地を目指して飛んでいたドラゴンジェットの上からマミの家のあるマンションが見えた。
まどかはそれに指していた。

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