130:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/09/13(火) 18:52:32.12 ID:DxpWShSbo
唯『あずにゃん……?』
梓『そんなんで嫌いになる訳ないじゃないですか!例え耳が聞こえなくても喋れなくても……唯先輩は唯先輩です!私の中で唯先輩が大好きな気持ちは変わりません!』
唯『そっかー、私の考えすぎだったんだね……ほんとバカな先輩だったよ私。私も大好きだよ、あずにゃんのことが』
梓『先輩……』
唯『ねえあずにゃん、1つ聞いて?』
梓『はい……』
唯『私ね、あずにゃんと初めて電話が繋がった時すっごく嬉しかった。私の声が直接届いて聞いてくれて、あずにゃんの声まで聞くことが出来た……すっごく楽しかったよ、この1年間』
唯『音が聞こえなくてもギターは弾けるけどさ……だけど音楽をみんなに聞かせることは出来ても私自身が聞くことが出来ないのが嫌で正直辛かったんだ』
唯『正直音楽の音色がどんな物か10年間忘れかけてたんだ……あずにゃんに会う迄は』
梓『私何かしましたっけ……』
唯『前にギター教えて貰った時に鼻歌歌ってくれたよね?』
梓『ああ……そういえば確かにあの時……だから先輩はもっと聞かせてって頼んでたんですね』
唯『そうだよ?私、あずにゃんに出会えて本当に良かったって思ってるよ。だからさ、居なくなっちゃえばいいだなんてもう言わないでね?』
梓『唯先輩……はい、わかりました』
唯『わかればよろしい!』
梓『でも……なんか変な気持ちです。私でも人の役に立てるんですね、ちょっとびっくりしちゃいました』
唯『それはお互い様ってね!あっ、もうすぐ駅につくよ。それじゃああずにゃん』
梓『はい、さよならは言いませんよ。絶対にまたお互い生きて会いましょうね……』
唯『うん!必ずまた会おうね!それじゃ行ってきます!』
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