22:一年中が田上の季節[sage saga]
2011/09/11(日) 21:54:36.07 ID:3F2+R/XM0
この時の和は、あまりの信じられなさに、母親に確認してそれが真実である事を知り、かなりの衝撃を受けた事も思い出す。
和「それは、本当なの……?」
唯「うん、そうだよ。この事件が、開戦の合図だったみたい」
和「まさか…そんな……」
和は、再び受ける衝撃に、顔は蒼褪(ざ)め、奥歯の辺りがかたかたと震えて来る。
和「そ、それなら、あなたも憂もそんな事が出来るの?」
和は固唾を飲んで、恐る恐る唯に訊く。
唯「うん、多分出来るよ。憂は勿論。多分、私でもね…」
唯は事も無げに言い、苦笑気味の笑顔を見せる。その笑顔が和には、少しだけ歪んだものに見えた。
唯「私達が怖くなった?でも安心して、少なくても私も憂もスターターではないし、スターター(そう)でもない限り、この世界(ここ)では殆んどジーニアスの能力(ちから)は発動出来(だせ)ないから」
唯が和を心配させまいとして、柔和な表情でわざと明るめの口調で言葉を付け加える。
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