過去ログ - 和「ジーニアス?」
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267:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/16(木) 06:39:32.68 ID:rgrfq0Mm0





 桜高二年一組の教室。


 いつもと変わらない朝の授業前の教室の風景。

 このクラスの生徒の一人である秋山 澪は普段よりも、いやこのところの彼女からすればかなり上機嫌な顔をして、まるで誰かを待ち侘びているかの様なそわそわした様子で自身の席に座っていた。

 そして、彼女の待ち人であろう、赤い縁の眼鏡を掛けた短髪の少女は、教室に入ると同時に脇目も振らずに長い黒髪の少女の前に立つ。

 澪「おはよう和。良く休まずに来てくれたよ。気分はd―――」



 和〖〖〖〖    澪    〗〗〗〗



 ブワッ――――!!!



 和が澪の言葉を遮り、彼女の名を発した瞬間。教室全体に強烈な圧迫感が襲い、それと同時に冬場の教室がまるで高温のサウナになったかの様な熱気に包まれる。

 澪の時以来の原因不明の超常現象に、今回は嘔吐する者や保健室に運ばれる者はいなかったとはいえ、前回の事もあって教室は一時騒然(パニック)となる。








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