312:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/20(月) 12:50:23.57 ID:vVfaUcFf0
和「本当に変わったわね。澪」
澪「はは。そうだろう。私は『強く』なった。人は変われるんだよ。和」
澪が誇らしげにその豊かな胸を張る。
和「趣味が悪くなったわね」
澪「和ァ…………」
和はまるで日常会話を交わすかの様に、澪に辛辣な言葉を返すと、澪は苦虫を噛み潰した様な貌になり、悔しそうに歯軋りをする。
和<まぁ、それは置いておくとして……今のを簡単に防ぐなんて……やっぱりあの『刀(ブランド)』で防いだのかしら……?」
和は内心、舌を巻きながら、視線を澪から彼女が携えるブランドに移す。
彼女の見立て通り澪は刀標『カタリナ』に超高密度の瘴気を纏わせて、間に合わせの盾を創り上げ、和の圧倒的な炎の光刃を防いでいた。
だが、和の視界を遮った『土人形(ソレ)』は澪にとっても同様で、光刃が届く直後にやっと気付く位だったので、反応が僅かに遅れ、自身を護るので精一杯になってしまい、防ぎ切れなかった光炎の刃がゾンビの大群を全て斬って焼き尽くされてしまっていた。
332Res/270.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。