317:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/20(月) 13:00:36.56 ID:vVfaUcFf0
その凄まじいまでの密度と質量、そして禍々しさが組み合わされた、大量のエネルギーの奔流の内、その幾つかは和に向かって襲い掛かり、和は神経を研ぎ澄ませて、その規則性を持たない、何時、何処から来るか判らない凶撃に翻弄されながらもどうにか避わし、やり過ごしていた。
澪「どうだ和?楽しいだろう?まるで踊っている様に見えるぞ!!」
乱れ放たれる瘴気の轟雷の嵐を前後左右に避けている和に対し、まるで絶対者(じしん)の掌(ぶたい)で踊らせているかのような気分になって、澪はその様子を眺める様に観ながら悦に入っていた。
そして、そんな自分に陶酔して(よって)いた時だった。
332Res/270.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。