943:1です。 ◆CIZA6sfEUc[saga]
2012/06/18(月) 23:29:00.39 ID:XrBxEj7Mo
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三人でしばらく、白日の下で煮込まれたハズレしかない闇鍋を眺めていた。
手掛かりになりそうなものは見えなかった。
数分後、お義姉さんの携帯にメールが返ってきた。
「あー……まだあっちには行ってないみたい。まずはその子を探してみましょう」
「となると――まずは自宅ですかね」
「気が進まないなぁ。お葬式で留守かも」
最初の事件発生から、二日しか経ってないのだ。
「その方が都合がいいわ」
お義姉さんは、彼の自宅も知らないのに歩き出していた。
(また超法規的措置という名の不法侵入に走るつもりだな)
「あのー、ほんとにこっちなんですかー?」
僕と志乃は、慌てて追いかける。
「さっき照会ついでに、自宅も教えてもらったの。こっちよ」
それなら、と、素直についていくことにした。
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