過去ログ - 紬「メンヘラ」
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22: ◆3/LiqBy2CQ[sage]
2011/09/15(木) 20:18:25.57 ID:+wTNpPwyo

紬「……絶対、幸せにするからね?」

唯「…どうしたの? 急に」

紬「不倫、だから、表立って幸せには出来ないけど……唯ちゃんの望みは、何でも叶えてあげる。私が、絶対に」

そう私は覚悟を決めた。たとえ私がどうなろうとも、唯ちゃんだけは幸せにする。
この不倫が明るみに出るようなことがあれば、私だけが罪を被ろう。これ以上唯ちゃんを苦しませるようなことは絶対にしない。私の全てを賭して、唯ちゃんだけは守ろう。
そして、どんな願いでも叶えてあげよう。そう決意すると、

唯「じゃあ……いきなりだけど、ひとつ、いいかな?」

そう言って、握った私の手を、自分の……大事なところへと導いて。

唯「今度は……中のほうで、愛して欲しいな……」

紬「え……で、でもそれは…」

顔を赤らめながら、それでも唯ちゃんは確かに、私を求める。

唯「その…旦那さんのって、どれくらい?」

紬「え? えっと……太さ…?」

唯「う、うん……」

紬「……指二本分、かな? たぶん」

厳密には横幅は二本より薄い気もするし、でも縦の厚さが指よりはあるし、うまく説明できなかったけれど。
それよりも、そういうことを聞いてくるという事は、求めるのは、やはり。

唯「じゃあ……二本、入れて?」

紬「だ、ダメよ! 絶対ダメ!」

唯「大丈夫だから! 絶対、泣いたりしないから…! だから、ムギちゃんと同じにして…?」

紬「で、でも……」

唯「……私はムギちゃんの不倫相手なんだよね? 愛人なんだよね? だったらちゃんと、ちゃんと奥のほうでも…愛して欲しいよ」

唯ちゃんを苦しませるようなことは、絶対にしないと決めたのに。
それでも唯ちゃんは、唯ちゃん自身の幸せの為に、私に自身を傷つけることを強要するんだ。
そして、それが唯ちゃんの望みなら……私は、叶えてあげないといけない。

紬「……本当に、すごく痛いよ? 最初は一本からにするけど…それでも、きっと痛いよ?」

唯「……うん。我慢するから…」

紬「……ごめんね。私も、出来れば唯ちゃんに…貰って欲しかった」

唯「……不倫なんだよ? 不倫してるのに二人ともはじめてだったら……さすがにおかしいよ」

そう言ってくれるけど、それでも後悔は消えなくて。
そもそも初めて同士だったから、私の婚約は上手くいったようなフシもあるけれど。それでも想いは別のところにあって。
大好きな人に捧げられなかった後悔を背負いながら。大好きな人が捧げてくれる喜びを噛み締めながら。

紬「……いくよ…?」

唯「うん……っ!!」

私はそのまま、求められるままに唯ちゃんを破り、穢した。




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