過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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ほむマミ派(少女とちゅっちゅする杏子)
[saga]
2011/10/20(木) 12:00:23.48 ID:Z3JSMx0Vo
佐倉杏子の人生初めてのキスはあっさりと交わされた。
まあ、予測はついてはいたが、味はしなかった。
感じたのは、息遣いと、熱と、柔らかさ。これも予測はついた。
唇と唇が離れる。時間はそれほど長くはなかったはず。
杏子は目を開けた。少女の表情が気になったからだ。
そこから杏子の中で急速に恥ずかしさが沸き立ってきた。
どんな不敵な表情をしているのかと思えば、
少女は顔を真っ赤にして俯いているのだから。
杏子は、自分から話しかけねば、という妙な義務感を抱いた。
このまま黙っていると、自分も恥ずかしさで参ってしまいそうで。
杏子『あのさ……』
少女『初めてだった?』
杏子『え?』
少女『……杏子ちゃんに謝らなければいけないことがあるの』
俯いたまま少女が続ける。
少女『私は初めてではありません』
杏子『……キスが、ってこと?』
少女『その先も』
杏子『そう……』
唐突に何を言い出すのか。しかも、顔を真っ赤にして俯いたままで。
少女『あのね、杏子ちゃん』
杏子『……何?』
少女が何を言うのかは確信できている。
少女『好き……私も、杏子ちゃんのことが好き』
直後、電話の子機が鳴る。杏子の身体がビクッと跳ねた。
その様子を見て、少女はニコッと笑い、立ち上がって電話を取った。
しばらく話した後、電話を戻して少女が杏子の方に振り向く。
少女『お母さん、ちょっとてこずってるんだって。普段、料理なんてしないから』
杏子『そ、そっか……』
訪れる沈黙。そして、それを破ったのは少女の方。
少女『……もう一回キスしてもいいかな?』
拒む理由などその時の杏子にあるはずもなく、再び二人の距離が近づいていった。
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