過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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ほむマミ派
◆CuwcoLXTJ2
[sage saga]
2012/06/28(木) 22:31:39.86 ID:ABcEP7aYo
「まわりくどい言い方はしたくないから端的に言うけど、巴さんが女だからよ、結局」
特別感情を込めるでもなく、ほむらが言い放つ。 言葉の意味よりも、それをあっさり口にした彼女に驚いた。
「ちょっと、言い方が冷たすぎない?」
「ええ、そうね」
「……それで?」
「終わり」
「えっ?」
「この話をこれ以上しても、正直面白くないし、無意味だし、大事な今の時間を彩るのには不適格に過ぎるわ」
そう言って、ほむらは控え目に笑う。
「なんか、今日のほむらさん、やたらとツンツンしてるわね」
「理屈ではわかっていても、受け入れる事は難しい……」
半ばこちらを無視する形で、ぽつりと呟く彼女。
「巴さんくらい魅力に溢れてると、男の人も色々と余計な気を使うの。 ……当然、自覚はあるでしょう?」
意地の悪い問い掛け。
『魅力に溢れてる』、というフレーズが気になったが、話の本筋ではないので反応してはいけない。
「……平等も、公正も、人類が本来目指すべきものかもしれないけれど、私たちの生きるこの世界にそこまでの余裕はない」
患っている人の常套句をすらすらと述べるほむら。 初めての接待パターンだ。
それより何より、段々とほむらの顔が近付いてきているのが気になる。 声のボリュームが落ちてきているのも、実に気になる。
「貴女、今、『魅力に溢れてる』、って言われた瞬間、ほっぺが緩んだ」
「えっ」
いや、顔には出していなかった筈……ちょっと自信はないけれど。
というか、近い。 吐息がくすぐったくて、柔らかくて、あったかくて、気持ちが良い。
「……そんな素直で可愛いマミのことが大好き」
そう囁いて、腰を浮かせ、彼女が右手でこちらの前髪を優しくかき分けてきた。
となれば、目を瞑るより他にない。 それ以外の選択肢など、マミにはない。
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