過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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585:ほむマミ派(まどあん!) ◆CuwcoLXTJ2[sage saga]
2012/07/26(木) 18:54:51.68 ID:gm4fmoEAO


 やや遡って 鯛焼き屋


「杏子ちゃん、約束を果たしに来たよ」

 えへへ、と笑いながら、鹿目まどかが声を掛けてきた。 一見元気そうで、杏子はほんの少しだけほっとする。

「いらっしゃい。 ホントに来てくれたのな」

「それはね、もう……炎の約束だから……」

 意味ありげにまどかは言うけれど、杏子には意味がよくわからない。 くふふ、という機嫌の良さそうな笑い声だけが救いだ。

「それって、炎の、とか要らなくね? 別に」

「その指摘……実に、的を射てるね……」

「変なタメつくらなくていいから、普通に話せよ。 なんかやりづらい」

「へへ、ごめん」

 佐倉杏子のよく知る、鹿目まどかだ。 外見からして、それは間違いない。

 しかし、拭いきれない違和感。 杏子には心当たりがあり過ぎて、指摘することも出来ない。

「ん? どうかした?」

「……いんや。 出来たら、来る前に教えて欲しかったかな」

「杏子ちゃん……、人はね……それを『油断』って呼ぶんだよ……」

「おい、それやめろって」

「へへ、ごめん」

 見かけ、楽しそうで何より、である。僅かな動揺すら彼女に悟られないよう、 杏子は冷静に次の一手を考える。


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